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- 中古マンションと中古一戸建てのメリットとデメリットがわかる!
- 中古マンションと中古一戸建ての違いの比較が確認できる!
- どちらを選んだほうがが良いのか基準がわかる!
中古の不動産を購入するときに、マンションにするか一戸建てどちらを購入するか感覚で決めていませんか?
マンションと一戸建てでは内容が大きく違いますので、違いを比較したうえで、どちらを購入するのか決めるほうが後悔しない選択ができるはずです。
ここでは中古に絞って、マンションと一戸建ての違いを比較して解説いたします。
なお、中古マンションと中古一戸建てどちらのほうが税金が安いかや諸費用はどちらが高いかなど比較項目はたくさんありますが、すべてを一気にご紹介すると理解しにくくなるためここでは基本のみをご紹介します。
中古マンションの良さや購入するときに注意するべきポイントなど
中古マンションのメリットやデメリット、購入するときのポイントをあげていきます。
中古マンションを購入するメリット
中古マンションの主なメリットは以下のとおりです。
- 駅前、駅近くの不動産が安く購入できる
- 建物のメンテナンスはマンション全体の積立金からおこなう
- 価格を抑える分、リフォームやリノベーションをしやすい
- 新築と違い先に住民が住んでいるため、マンションの今後の維持がうまくいくか確認できる
- マンションの共用部や外装などの補修、改修は組合がおこなってくれるため手間がない
基本的に管理に手間がかからない、割と安く購入できるためリフォームをする費用が捻出できるというのがメリットです。
※ただし、東京都心部に関しては一戸建てのほうがマンションより安いという統計が出ていますので、リフォーム費用捻出などの考え方は地方での話です。(2022年4月現在)
中古マンションを購入するデメリット
中古マンションの主なデメリットは以下のとおりです。
- 基本的に建物の価値しかないので不動産評価が落ちやすい
- マンション管理費や駐車場費用など毎月の支払が多い
- 近隣住民との音のトラブルが発生しやすい
- リフォーム、リノベーションをおこなうときの内容に制限がかかる
- 地震のときに高層階に住んでいると相当揺れる、またエレベーターが停止することがある
月々の支払い金額が大きいことと、近隣住民とのトラブルが起きる可能性があるのが主なデメリットです。
また、エレベーター停止に関しては地震を例えで出しましたが、エレベーター点検もあります。エレベーターが停止しているとかなり不便さを感じます。
中古マンションを購入するときのポイント
マンションは管理を買え、と言われるほど管理状況が大切です。
中古マンションのメリットにあげましたが、マンションの管理をマンション管理組合がおこなってくれますので手間がかかりません。
このメリットを受けられるかどうかは、マンションの管理=修繕積立金がきちんと貯まっているか、貯まった修繕積立金を使用する計画がしっかりしているか次第です。
決してマンションの部屋の内覧だけで購入を決めてはいけません。
購入したマンションが将来、大規模修繕などがおこなえないという状況になってしまってはマンションの価値は一気に落ちますし、そもそも住めるような状況ではなくなることもあります。
マンションの部屋が気に入って、マンションの管理状況が良い状態というのが確認できたら、購入を進めていきましょう。
また、マンションの管理がしっかりしていても空き家が多いマンションは注意です。
部屋の所有者が修繕積立金を支払わなくなる可能性があります。 すでに滞納していないかも不動産会社に聞けばわかりますので、滞納している戸数、滞納している金額も聞いておきましょう。
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中古一戸建ての良さや購入するときに注意するべきポイントなど
中古一戸建てのメリットやデメリット、購入するときのポイントをあげていきます。
中古一戸建てを購入メリット
中古一戸建ての主なメリットは以下のとおりです。
- 建物がなくなっても土地が残る=建物が古くなっても価値が残る
- 月々の管理費がかからない
- 庭や駐車場など自由に利用できる場所がある
- ペットを自由に飼育することができる
- リフォームやリノベーションが自由にできる
一戸建てについては、不動産の価値が保ちやすい、建物を自由に使えるというのがメリットです。
マンションの場合だとリフォームなどには制限がかかりますし、ペットを飼育できる場合でも頭数制限やペットの種類の条件がついたりします。
中古一戸建てを購入デメリット
中古一戸建ての主なデメリットは以下のとおりです。
- 建物の修繕、改修費用が発生した場合は自費で直さないといけない
- 建物管理に関する積立金は自身でおこなわなければいけない
- 土地の管理が必要
- 防犯上やや弱い
一戸建てのデメリットとしては、管理や修繕、改修は自己責任でおこなわないといけないところです。
また、マンションほど防犯システムを充実させていることは少ないため、防犯上やや弱いというところもデメリットです。
中古一戸建てを購入するときのポイント
中古一戸建てを購入するときには、建物に不具合が発生していないかを必ず確認してください。
マンションと違い、建物の不具合が発生した場合は購入した人が補修、改修しなければいけません。
売買契約を締結し引き渡しを受けた後だと、2か月から2年くらい不動産を売った人が補修などしてくれるときがありますが、それ以降はずっと新しく住む人が直すことになります。
すでに雨漏りしている場所がある、くさっている場所があるなど問題点がある場合には、建物診断をしてくれるプロに見てもらったほうが無難です。
一戸建ての補修、改修費用はとんでもない金額になるときがありますのでご注意ください。
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中古マンションと中古一戸建ての違いを比較
中古マンションと中古一戸建ての違いを、簡単に説明すると以下のようになります。
中古マンションの特徴 | 中古一戸建ての特徴 |
建物の管理の手間がない | 建物の管理は自身でおこなう |
建物管理費用は月払い | 建物の管理費用は自分で貯める |
リフォームなどの自由度は低い | リフォームなどの自由度が高い |
ペットを飼育するのに条件がある | ペットの飼育は自由 |
防犯性が高い | 防犯性はやや低い |
建物の価値しかないので、不動産の価値がどんどん下がる | 土地の価値も含まれるため、土地の価値で下げ止まる |
近隣トラブルになりやすい | 近隣トラブルになりにくい |
かなり簡略化していますので、おおまかな事項とお考えください。
例えば、マンションの価値は下がると記載していますが、一般的な話であり東京都心部などはむしろ価値が上がることもあります。
一戸建てのリフォームが自由にできると記載していますが、建物の構造上どうしてもリフォームできない箇所があったりもします。
まとめ
中古マンションと中古一戸建ての違いを比較しましたが、この話は基礎の基礎です。
他にも税金の話や購入の諸経費の話、立地の話、築年数の話などに発展していきます。
不動産を購入するときに勢いも大切ですが、基礎から税金や諸経費など数多くの項目を理解しておく必要があります。
しかし、すべての内容を詳細に理解する必要はありません。
不動産を購入するときには、不動産会社という専門家が立ち会ってくれるからです。
どのような項目を確認しなければいけないかだけは、自身で覚えておきましょう。 みなさんの不動産選びがより上手くいくよう願っております。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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